お知らせ
地震の影響もあり、住宅の新築を考えているお客様の中には、木造と鉄骨造で悩んでいる方も多いようです。
今回は、鉄骨住宅のメリット/デメリットについてお伝えします!
鉄骨構造は地震が起こった際、構造体もしなりながら揺れることで力を逃がします。
木材やコンクリートはある力(降伏点)以上の負荷がかかると折れますが、
鋼材は折れずに曲がります。
素材が粘り強く耐えて折れないため、建物が完全に倒壊する危険は低いと言われます。
木造と比べ梁や柱の強度が高いため、使用する柱数を少なく抑えることが可能です。
■ 広々とした吹き抜けの空間を作りたい
■ 大きな窓のある開放感の高いデザインにしたい
など、自由度の高い設計デザインにしたい場合は鉄骨造がオススメです。
住宅の火災保険は、建物の柱の種類で判定を行い保険料を設定します。
【M構造】コンクリート造、れんが造、石造、耐火建築物の共同住宅など
【T構造】鉄骨造、コンクリート造、れんが造、石造、耐火建築物の共同住宅以外、
準耐火建築物、省令準耐火建物など
【H構造】M・T構造に該当しない建物
M構造>T構造>H構造の順に耐火性があるとみなされ、保険料が安くなります。
鉄骨住宅は木造に比べ経年劣化がほとんどなく、20年・30年が経過した後も
『資産価値が高い家』として評価を受けやすいメリットがあります。
Youtube高田鉄工チャンネルでも『構造別にみる建物の価値』について
お話ししていますので、ぜひ参考にしてください。
日本の一戸建て住宅の約9割は木造住宅。
鉄骨は木材と比べると加工が難しく、専用工場や設備費用が必要となります。
鉄骨住宅で建てたいというご要望があっても、施工できる建築会社は少ないのが現状です。
一般的に木造住宅よりも鉄骨住宅の方が価格が高くなる傾向があります。
鉄骨の調達コストが高い、専用の加工設備が必要なことが主な要因です。
高田鉄工では、自社の鉄工所を持ち受注後直接加工を行なえますので、
できるだけ費用を抑え、お客様に価格還元できるよう努力を続けています。
…鉄骨住宅のメリット/デメリットについて解説しましたが、いかがでしょうか?
家族構成、お部屋の間取り、価格帯…お客様により優先順位は異なるかと思います。
どちらがいいか迷っている方は、高田鉄工へお気軽にご相談ください。