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アーク溶接とTIG溶接

高田鉄工では主に半自動溶接で作業を行います。
半自動溶接はアーク溶接の一種で、アーク放電を利用した
溶接手法です。アーク溶接/または被覆アーク溶接と呼びます。

アーク放電は、電極に電位差ができた時、
電極間の本来は電気を通さない気体中で電流が流れる現象のこと。
アーク放電が生じた際には、3000~6000Kともいわれる
高温の熱と青色の強い光が発生します。

<アーク溶接とTIG溶接機の違いは?>

溶接というとよくアーク溶接とTIG溶接に分けられますが、
アーク溶接では、スパッタ(溶けた金属)が飛散してしまい、
厳重な養生が必要です。TIG溶接ではスパッタは発生せず、音も静かです。

一見TIG溶接の方がメリットが大きいように感じますが…
溶接速度ではアーク溶接に劣るので、製品による使い分けが必要となります。

主にアルミやステンレスの溶接に選択され、
車やバイクの部品、アンティーク品、食品工場など、
美観や衛生管理が必要な製品づくりで多く使用されます。

スピーディに作業を進めたい場合は、アーク溶接の選択が多いです。

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