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倉庫や工場に有効な『カラーゾーニング』

ゾーニング(zoning)とは…?

英語での『地区制』が由来で、
広くは地域や建物内の用途・空間を区分する意味で使われます。

役割や制限ごとに区分けをし、人と製品の行き来を
適切にすることで、利便性や安全性を高めるのに有効です。
建物内の区分のためにはこれらの方法が用いられます。

1つ1つを部屋として設計し壁で仕切る方法
仕切り用シートで簡易的な間仕切りを作る方法
床のカラー分けをして識別を促す方法 (=カラーゾーニング)

人やリフトの行き来で傷みがちな床の美観を保ちつつ、
注意を促しリスクを抑える『カラーゾーニング』ですが、
床の色をあえて統一せずに、エリアや設備ごとに床の色を変更します。

一例としては、

① 通路にはアイボリーなど薄い色を利用し、作業エリアと区別する
② 設備保全のために、設備ごとに別の色分けにする
③ 注意を促すため、危険性の高い設備やエリアには黄色や赤などの『警戒色』を使用する。

上記は主に工場でのカラーゾーニングですが、倉庫であれば、
これらのカラーゾーニングも有効です。

④ 保管品の種類ごとに色分けをする
⑤ リフトの動線を目立つ色にし、分かりやすくする
使用する【色の効果】についてはぜひ前回記事をご覧ください!

工場や倉庫の床塗装は、上手に取り入れることで
生産性低下、異物混入の危険、従業員の事故やケガなど、
様々なリスクを抑えることができます。

外壁だけでなく、床の色にも上手に効果を取り入れて
利用の倉庫・工場を手に入れてください!