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地震が心配な場合…すでにある建物の『補強工事』は可能?

今回の地震を受けて、すぐにではないけれど会社や家屋の対策を…と
考えるお客様も多いようです。その中で聞かれるのが、

Q:新築時なら耐震を意識した設計にできると思うけど…  
  すでに建っている建物でも、追加で耐震工事はできるもの?

ということ。

A:はい、建てた後に建物を補強することは可能です!

これは『後付け耐震補強』と呼ばれ、建物が地震に強くなるように改修するプロセスです。
後付け耐震補強の一般的な手法には以下のようなものがあります。

<1.補強材の追加>

主要な構造部分に補強材を追加することで、建物の耐震性を向上させます。
これには鉄骨や補強コンクリートなどが使用されます。

<2.基礎の補強>

地震による揺れに対応するために、建物の基礎を補強することが重要です。
これには新たな基礎の追加や既存の基礎の強化が含まれます。

<3.柱や梁の補強>

建物の柱や梁に補強材を追加することで、構造全体の強度を向上させることができます。

<4.振動制御装置の導入>

地震時の振動を吸収・制御するための特殊な装置や材料を導入することで、
建物の安定性を向上させることができます。

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後付け耐震補強は、建物の構造や状況によって異なるアプローチが必要です。
専門の建築技術者に相談し、現地の条件に合った効果的な補強手法を検討することが重要です。

建物を補強することで、地震に対する安全性が向上し、住んでいる方の安心感も高まります。
ただし、補強工事は建物に変更を加えるため、地元の建築基準や法規制に従って行う必要があります。

適切な『耐震補強』を行うならぜひ高田鉄工にご相談ください!